とてもスペシャルなイベントにお誘いいただき、素晴らしいお時間を満喫してきました♪
『リベルターブル(Libertable)』は赤坂、銀座の松屋、渋谷ヒカリエに店舗を持つパティシエ森田 一頼さんのパティスリー&レストラン。
HPを見ると、
「“自由な発想、記憶に残るクリエイティブ”をコンセプトに
伝統的な手法を大切に守りながら、独自のフィルターを通し生まれる、前衛的な品々。
自身の理論を料理、デセールという垣根を越え表現し、更なる味わいを探求し続けています。
シェフ・森田一頼が独自の感性で創り出す、優美かつ唯一無二な味わいとの出会い…それがリベルターブルです。」
と書いてあります。
今回ご参加してきた『リベルターブル ラボラトワール(Libertable Laboratoire)』は、シェフ森田さんによる1日6席、金・土夜のという28日間限定の実験的なレストラン。
常連さんのみ招待という非公開イベントなのですが、運良くその常連さんの知合いの知合いにお誘いいただき参加することができました(^^;;
こちらはパティスリーでもなく、デセールレストランでもない。
パティシエならではの視点から生み出される発想とアプローチで今まで体験したことのない、とてもユニークで斬新なお皿たちに出逢えました❤️
お店は赤坂の六本木一丁目のとあるビルの2階ですが、看板もなく入り口もただ黒で、某中目黒の串専門店なみの分かりづらさ(笑)
中は6席のテーブル一つのみ。
お料理とドリンクペアリング(アルコールorノンアルコール)で¥11,880です。(税・サー込)
メニューは、サブレとかシューアイスとかマドレーヌとかお菓子の名前ばかり。
どんなものが出てくるかドキドキです。
まずペアリングのドリンクが登場。
・岡山産の洋梨ヤーリー(鴨梨)のジュース
中国原産の芳醇な香りを持つ梨のジュース。かなりどろっとしていました。
・サブレ
グリュイエールチーズのサブレに鮭を載せた最初の一品。
お料理が出てくる前の香りで、普通じゃないのは予想していたけど、まさかの鮭とは!
お菓子の名前から連想する料理が出てくるということでした!
・自家製ジンジャエール
優しいジンジャーの香りとしっかりしたガリのような甘味がとても美味しかった!
・シューアイス
これはまさかのキャベツ尽くし❤️
キャベツを練り込んだシュー生地に中にはキャベツのアイス、上にはプチヴェールというキャベツをフリットにして載せています。このキャベツのフリットがまた堪らなく美味しくて、中のアイスもキャベツでとても面白い!!一口のシューアイスでぐぐっと来ちゃいました(//∇//)ー♡
・マドレーヌ
ブラックオリーブを使ったマドレーヌ。
オリーブのペーストとアンチョビ、にんにくを練り込んでとても素敵な香り。周りはカリカリ、中はふわっとした食感で風味が素晴らしい。
新潟の塩とオリーブオイルをつけて食べるのがまた新感覚。
・クレームブリュレ
塩味がしっかりしているフォアグラのクレームとポルチーニのブリオッシュに黒イチジクのコンポートを載せたもの。
・サラダ
このフォークに巻いてあるパスタのようなものは、群馬県のりんごのタリアテッレ。パスタに見立てたフルーツという意表をつく一皿。
・ブランマンジェ
お皿が出て来た瞬間、優しい香りが立ち上がり、期待大ー❤️
スペイン産のマルコナアーモンドのブイヨンの下に暖かいブランマンジェが。
このアーモンドのブイヨンがとても優しい味わい。甘そうだけど、塩味の効いたお味で、アーモンドの風味とバランスが素晴らしい!
・柑橘
メニュー名からまったく想像がつかなかった一皿。
天使の海老に愛媛県産の柑橘デコポン、ベニマドンナ、ライム、シトロンを合わせて、甲殻類の泡のソースをかけています。
ビジュアルが大好きな某レストランのお皿と似ているところがあり、しかも私のツボだったので思わず笑ってしまいました(笑)
※某レストランの海老w
これに合わせたドリンクは、
・愛媛県産の河内晩柑有機蜜柑 タイムの香り
・自家製パン
・クレープ
クレープで鴨肉とネギを巻いて、バルサミコ、鴨出し汁、味噌、玉ねぎのソースをかけて、蓮根のフリットを添えています。
・りんご、ライム、エルダーフラワーの炭酸割り
・ショーソン
玉ねぎを練り込んだパイ生地の中には、りんご、牛肉のフィレ、フォアグラが。このパイがとてもまた素晴らしいハーモニー❤️美味しいが止まらない!
さつまいものチップスの食感がとても軽く手びっくり!
・柚子
柚子のソルベ。
愛媛県産の柚子の柚子胡椒を使っていて若干ピリ辛。
・チーズケーキ
フライパンで焼きたてのチーズケーキ。
中はコンテとシェーブルチーズ、上なコンテチーズを載せています。
モッチモッチ食感と芳ばしいチーズに包まれてしまいます。
・ヴァシュラン
苺の果汁を入れたメレンゲの中に苺のソルベを詰めて、フレッシュな苺のソースと一緒にいただきます。色や形がなんとなくヤドン→ヤドランに似ていて、もはやヤドンと名前をつけてしまいました。
ヤドン…ヤドン…
…
ヤドラン…!
シェフも笑ってたwww
・フレッシュな甘王のジュース
・ヘーゼルナッツ
ヘーゼルナッツのビスキュイにトンカ豆のアイス、粉末状ショコラのソースをかけて。
ほんのり甘〜い香りに包まれて幸せな気分。
・カカオウォーター
・黒トリュフとハーブティー
黒トリュフ香るショコラとハーブティーで楽しかったひと時を締めくくります。
ナガエプリュスのこのすずがみのお皿がとってもお気に入り!!
食べ終わってからもその余韻に浸り、暫くお店を去ることができませんでした。
また完全確定ではないけど、今のような形での営業は3月までにして、4月からは正式にレストランでもとしてオープンするかもということでした。
その時にはメニューの構成や内容はかなり変わる可能性もあり、お値段も少し上がるとのこと。
例えコンセプト自体変わるとしても、森田さんのお料理を一度食べた以上、何をやられても間違いなく美味しいと思いました。
この実験期間を経て、これからどう変わっていくかが益々楽しみなレストラン。
正式オープンが待ち遠しいです!(//∇//)
リベルターブル ラボラトワール(Libertable Laboratoire)
東京都港区六本木3-4-36
電話番号 非公開
リベルターブル
03-3583-1139
東京都港区赤坂2-6-24 1F
http://libertable.com/
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